ラジオといえば、この人。

 前回の記事でTBSラジオに関することを書いたところ、ちょうど明日(3日)の夜、そのTBSラジオで活躍しているパーソナリティの小島慶子さんが、テレビ番組『情熱大陸』で取り上げられるそうです。

 小島さんはかつてTBSの局アナだったので、世間的には「女子アナ」のイメージが強いのかもしれませんが、私にとって彼女は「ラジオの人」。とにかく『アクセス』での彼女が鮮烈だった。この『アクセス』は、政治・経済から社会問題に至るまで、その時々で話題になっている事柄について、リスナーとコメンテイターが専門家を交えて議論していく‥という、もういかにも司会・進行が難しそうな番組だったわけですが、小島さんは初代のパーソナリティとして、見事に番組を仕切っていたのですよ。ちなみに『アクセス』放送開始時、彼女はまだ20代。
 そして今、38歳になった彼女は、『小島慶子 キラ☆キラ』などで人気を集め、一部のリスナーからは「オジキ(叔父貴)」という愛称で親しまれています。女性なのにオジキ! これは、エロ話でも著名人の悪口でも社会に対する提言でも、実にサラッと言ってのける彼女のキャラから来ているのでしょう。

 去年TBSを退社してフリーになった時も、フリー「アナウンサー」ではなく「ラジオパーソナリティ」という肩書きを選び、その後ラジオ中心に活動している小島さん。彼女はやはり、今のラジオ界を代表し象徴している人だと思います。
 今回の『情熱大陸』では、あの大地震の翌週、まだ頻繁に余震が続くなかヘルメットをかぶって生放送に打ち込む彼女の姿が紹介されるそうで、なかなか見応えがあるんじゃないかと。
 放映について、詳しいことはこちらをどうぞ→http://www.mbs.jp/jounetsu/2011/04_03.shtml

被災地にラジオを届けるキャンペーン

 これまでにも時々書いてきたように、私はラジオが好きで、普段からよく聞いています。特にTBS。そのTBSラジオが今、「被災地にあなたのラジオを」というキャンペーンを行っています。
 ご存知のように、電池式ラジオは非常時の情報源として最適な物。しかし現在、東日本大震災の被災地では、ラジオが不足しているとのこと。そこでTBSラジオが、リスナーの家で眠っている(使わなくなった)ラジオを集めて、被災地に届けているわけです。
 長年TBSラジオに親しんでいる私としては、こういうキャンペーンにはぜひ参加したいところなのですが、残念ながら、家に冬眠中のラジオがありません。
 
 だから(というわけでもないのですが)、ご家庭に使わなくなった小型ラジオかポータブルラジオがあり、赤坂サカスまで持って行ける方! ぜひこのキャンペーンにご参加ください。期間は3月27日までですが、延長の可能性もあるそうです。
 詳しくは、こちらをどうぞ→http://www.tbsradio.jp/tbsradio/2011/03/post-3.html

◆◆◆追記(3月31日)◆◆◆ 
 キャンペーンは27日で終了したそうです。こちらに、画像つきの報告記事がアップされています→http://www.tbsradio.jp/tbsradio/2011/03/post-6.html

土曜日だし、『ウィークエンド・シャッフル』のことなど。

 ふたつ前の記事で、『楳図かずおの 今からでも描ける! 4コマ漫画入門』をオススメした際に、「お宅拝見と漫画入門が合体したおトクな番組」と書きましたが、この番組、回を追うごとに「お宅拝見」の要素が薄くなってきました。1回目の放送では、楳図邸の色んな部屋(すべて派手)を見ることが出来たのに、2回目以降は、邸内で最も地味(と思われる)アトリエ風の部屋しか映らない‥‥。ちょっと見込み違いだったようです。すいません。
 ただ、「漫画入門」の要素はしっかりあるので、4コマ漫画に興味のある方や楳図漫画が好きな方なら、観て損は無いと思いますよ。

 さてご覧の通り、最近はテンプレートを変えたり、さらにそれを少々カスタマイズしたりして、ブログの外観をいじっていました。また、検索でかなり前の記事に来てくださる方もいるので、過去記事で改行の少ないものは改行を増やしたりと、全体的に読みやすさを意識して、微妙にいじる作業を続けています。
 
 そうそう検索といえば、最近『伊賀野カバ丸』に関するキーワードでこのブログに来る方がチラホラいるのですが、これってやはり、先週の『ウィークエンド・シャッフル』の影響なのでしょうか? サタデーナイトLaboのJAC特集、面白かったですよね。って、聴いてない方には何のことやら分からんですよね。『ウィークエンド・シャッフル』、詳しくはこちらをどうぞ→http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html  
 私はリアルタイムではあまり聴けないので、よくポッドキャストで聴いてます。パーソナリティの宇多丸氏については、今までにもこのブログでチラチラと触れてきましたが、ここで本格的にオススメ! 以前、ラジオでの伊集院光氏の喋りについて絶賛記事を書いた私ですが、最近は宇多丸氏の喋りにも惹かれています。彼の場合、映画に詳しいことも魅力のひとつ。
 「聴いたことない」という方は、とりあえず『シネマハスラー』というコーナーだけでも聴いてみてください。「喋る映画評」として、相当いいところまで行ってると思いますよ→http://www.tbsradio.jp/utamaru/cinema/index.html

 で、映画といえば。最近観た映画では『脳内ニューヨーク』がけっこう印象に残っているので、近日中に書けたら書きます。

※追記(2010年・夏)‥‥しかしその後、私は『ウィークエンド・シャッフル』関係者に対して、少々「なんだかな~」という思いを抱くようになりました。詳しくは、こちらをどうぞ

ベラベラ喋る謎の男

 前回の『競輪上人行状記』の記事で小沢昭一のことを書いていて思い出したのですが、彼の持ち歌で『父ちゃん音頭』というのがあります。中高年男性の悲哀を楽しく表現した歌で、サビの部分の歌詞は、「♪ああ前立腺肥大症~」。
 私はこの歌の存在を、『伊集院光 日曜日の秘密基地』というラジオ番組で知りました。この番組では時々、「おバ歌謡」(おバカな歌謡曲)の特集をやっていて、その中で紹介されていたのです。伊集院氏は小沢氏をとても尊敬しているらしく、歌の解説をしながら小沢氏を激賞していました。
 
 まあ『日曜日の秘密基地』は、『小沢昭一の小沢昭一的こころ』と同じ局(TBSラジオ)の番組なので、その激賞には社交辞令的な意味合いも含まれていたでしょう。しかしやはり、そういうことだけではないような気がします。
 なぜなら、この世代も外見も全く異なる2人には、芸人としての基盤の部分で非常に大きな共通点があるからです。それは、本格的に落語の勉強をしているということ。小沢氏は若い頃からずっと落語の研究を続けている方ですし、伊集院氏は元落語家(三遊亭楽太郎の弟子)です。
 
 私はラジオが好きで、特に伊集院氏の番組のファンなのですが、そうなったのは随分前にたまたま彼の「2時間ひとり喋り」を聴いたのがキッカケ。ある日眠れずに枕元のラジオをつけると、ちょうど『伊集院光 深夜の馬鹿力』という番組が始まったところで、何となく聴いているうちに、どんどん引き込まれていきました。
 内容は、彼が仲間たちと決行した「日本最北端のエロ本自販機を探す旅」の様子をひたすら語る‥というもの。CMをはさみながらではありますが、約2時間、彼が1人で喋り続けました。
 
 実は私はその日、体調が悪くてかなり苦しかったのですが、気がつくと番組を聴きながらゲラゲラ笑っていました。そして笑うと同時に「この人、凄いな」と感心しました。
 彼の存在自体はそれ以前から知っていたのですが、こんなに喋りが巧いとは知らなかったのです。しかも掛け合いではなく1人でこれだけ長時間というのは只者ではないな、と。だから後に彼が落語家出身と知った時は、深く納得しました。「独りで語る」ということに関して厳しい修業を積んだ人でないと、なかなかああいう喋りは出来ないと思います。
 
 ちなみに『深夜の馬鹿力』は、毎回そういうスタイルで進行するわけではありません。通常は、まず冒頭で伊集院氏の長めの喋りがあって、その後はいろいろなコーナーに分かれており、リスナーのハガキ紹介の時間も多いです(最近あまり聴けてないので断言は出来ませんが)。また、内容的には『日曜日の秘密基地』は一般向けで、『深夜の馬鹿力』はかなりマニアックです。
 
 ところで、彼は小沢氏と違って本業が俳優ではないので、映画には少ししか出ていません。今後も多分あまり出ないでしょう。ラジオなどで活躍すべき人なので、それでいいと思います。ただ私の個人的な希望として、今後もし映画に出演する場合は、語りの巧さが重視される役で出てほしいです。思い切って、あの独特の容姿を封印してみるのも面白いかもしれません。例えば、彼はデヴィッド・リンチの映画が好きなので、ああいう奇妙かつ不可思議な作品のなかで殆ど姿を見せないままベラベラ喋り続ける謎の男とか、どうでしょうか。

※追記‥‥『伊集院光 日曜日の秘密基地』は、2008年3月末で終了しました。
プロフィール

サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
twitter.com/saiboku_ya

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