浅草の夜

 一般映画も観てるんですよ~。でも。しかし。やはり。またピンク関連で書きたいことができたので、書きます。浅草世界館、最後の上映について。

 昨夜、浅草世界館(成人映画館です)の最後の上映を観に行ってきました。迷ったんですよ、行くかどうかは。
 実は私、この劇場にはこれまで全く行ってなかったんです。それなのに最後の日だけ行くなんて、劇場の方々に対して却って失礼なのでは‥‥。そういう思いがありました。

 でも、行きたくなる要素が色々ありまして。例えば上映プログラム。最後の3本立ては、「ピンク映画の今」というテーマで、去年と今年の、つまり新しめの作品ばかり。この、「“今”を特集して幕を閉じる」という姿勢が、なんだかイイな~と思ったわけです。
 また、スタッフの方が、ツイッターで熱心に(しかも、ほのぼのと)広報活動をされている様子にも、惹きつけられました。

 それと、私もいちおうピンク映画ファン‥‥なのかなあ‥‥まあ、本当に少しずつではありますが、20年くらい前からピンクを観ているので、いちおうファンという立場で考えると。
 たとえそれが今まで行っていない劇場であっても、ひとつの成人映画館の終わりを見届けに行くのは、ピンクファンとしてアリなんじゃないかと。
 自分にとって都合のいい考え方ですが。

 で、結局、行ったわけです。諸事情により最後の1本しか観られなかったのですが、この1本、最終上映にピッタリの作品でした。渡邊元嗣監督の、『おねだり狂艶 色情ゆうれい』。
 ややネタばれになりますが、ひとことで言うと。「辛い別れを受け入れて、それでも(だからこそ)歩き続けていこう」。そんな映画でした。

 そして作品の上映が終わると。スクリーンいっぱいに、フィルムを引っ掻いて書いたような「アリガトウ」の文字が! 
 映写技師さんによる、粋な演出。

 しばらく「アリガトウ」を見つめた後、劇場を出ると、今度は『色情ゆうれい』の主演男優、川瀬陽太さんの姿が。
 ほんの少しお時間をいただき、このブログの前回の記事(彼に関する記事)について、お話しさせていただきました。

 そんな浅草の夜でした。

 「アリガトウ」。いえ、こちらこそ、ありがとう。


※追記(2013年5月16日)‥‥この映写技師さんに関する補足記事を書きました。こちらです。
プロフィール

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。

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