やっと観た!

 先日、新橋ロマンでピンク映画を2本観ました。滝田洋二郎監督の『連続暴姦』(1983)と、高橋伴明監督の『歓びの喘ぎ 処女を襲う』(1981)。
 とにかく『歓びの喘ぎ~』が素晴らしかった。あ、『連続暴姦』がイカンというわけではなく、わりと面白かったんですが、『歓びの喘ぎ~』の場合、面白いとかそういうのではなく、静かに圧倒された感じ。

 「公害による海の汚染」を題材に、それが引き起こしたある悲劇を描いた映画なのですが、なんといっても、下元史朗演じる主人公の虚無的な言動や佇まいが非常に印象的。
 これとほぼ同時期に公開された、同じく高橋・下元コンビの『襲られた女』は、ある種のセンチメンタリズムが強すぎて私はちょっと苦手なのですが、この『歓びの喘ぎ~』は、おセンチ控えめというか、(良い意味で)冷たく厳しい。

 ところで私がこの作品の存在を知ったのは、たしか10年くらい前のこと。現在『映画秘宝』などで活躍されている評論家の真魚八重子さんが、当時サイト(ブログではない)を運営されていて、そこでこの作品の批評を書いてらっしゃったのですが、それがなんとも魅惑的な文章で。
 読んですぐに「この映画、観たい!」という気持ちになりました。

 しかしこの映画、たまにしか上映されず、されても何故かいつも都合が悪くて観に行けず。今回、やっと観ることができました。
 で、期待通りの素晴らしい映画だったので、改めて真魚さんの例の文章を読みたいと思ったものの、検索しても見つからず。今はもうネット上には無いのかな。うーん、残念。

※追記(1月7日)‥‥その後また調べてみたところ、彼女のブログに「再録」としてアップされていました! こちらです→http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20140105

近況(というほどのモノでもない‥‥)

 のどや鼻の不調がず~っと続いていて、頭もボヤ~ンとしています。映画館には行きづらいので、時間があるときは、本を読んだりDVDを観たり。
 
 で、本といえば。(前回書いたように)最近、香港映画熱が復活したせいか、急に谷垣健治さんの本を読み直したくなりまして。
 彼の本では、映画秘宝の連載をまとめた『アクション映画バカ一代』が有名ですが、かなり昔にも、『香港電影 燃えよ!! スタントマン』というのを出されてます。
 両方を改めて読み直してみると、やっぱり面白い。そして読んでいるうちに、谷垣さんはもちろんのこと、ドニーさん(ドニー・イェン)に対しても、親しみを感じるようになります。

 あ~、でもそろそろ映画館に行きたい。特に今月は新橋文化&ロマンが気になる。
 まず元気にならねば。
プロフィール

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
twitter.com/saiboku_ya

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