短いお知らせ

「指の腱鞘炎」というものに、なってしまいました~(手首ではない)。
さらに、近日中に帰省することになりそうだったり、まあ色々あって、しばらく更新を休みます。

『地下室のメロディー』

        CCF20140514PM.png

1963年  フランス  監督・脚本:アンリ・ヴェルヌイユ  脚本:ミッシェル・オーディアール、アルベール・シモナン  出演:ジャン・ギャバン、アラン・ドロン ほか

1週間くらい前に、北千住の東京芸術センターにあるシネマ ブルースタジオにて鑑賞。
ブルースタジオは、場所が遠いということもあって、今まで行ったことがなかったのですが、ちょうどその方面で用事があったので、帰りに寄ってみました。
料金1000円でスクリーンがかなり大きく、なかなか良かったです。
 
さて、『地下室のメロディー』。ストーリーを簡単に書くと。
老ギャングのシャルル(ジャン・ギャバン)と、チンピラ青年のフランシス(アラン・ドロン)が組んで、高級リゾートのカジノの地下室にある大金を強奪するが‥‥というもの。

(なお、WOWOWオンライン「町山智浩の映画塾」におけるこの作品の解説動画が、分かりやすくて面白いので、詳しい解説を聴きたい方は、そちらもどうぞ。)

でまあ、この作品、「サスペンスやアクションの演出において、後世の映画に多大な影響を与えた」と言われているわけですが。
個人的には、美形スターの演出の仕方も秀逸だと思います。この場合の美形スターは、もちろんアラン・ドロン。

まず映画が始まってしばらくは、ドロンが全く出てこない。ギャバンばっかり出てきて、ドロンが出てこない。
そうやってじらしておいて、やっと出てきます。ドロンの脚が。
最初は脚だけ。そしてしばらく待っていると、やっとあの顔が初めて映ります。
ここでファンの人たちは、「キャーッ」とか「ヒャーッ」とか言いたくなるでしょう。
(私自身は特にファンではないものの、「おお、やっと出た!」と言いたくなりました。)

そしてドロンはチンピラ青年・フランシスの役なので、最初はカジュアルなチンピラルックで登場するわけですが。
フランシスは犯罪計画遂行のため、「高級リゾートのホテルに滞在する金持ち青年」になりすますことになり。
その時点でファッションが激変します。もう高級スーツとか、タキシードとか、そんなのばっかり。
ドロンの美貌が、いっそう冴えわたります。
それにこの1本の映画で、カジュアルなドロンとフォーマルなドロン、両方楽しめるわけだし。

いろんな意味で、美形スターの見せ方が上手いな~、と感心。

ところでドロンは、ただの美形スターではありません。
よく言われることですが、彼は貧しい生い立ちで、俳優になるまでにさまざまな職業を経験していました。
先述の町山さんの解説によると、外人部隊にいたこともあるそうです。あと、私が昔読んだ何かの本では、裏社会にいたこともある‥と書かれていました。
まあとにかく、いろいろと修羅場をくぐってきたのでしょう。

だから美しいだけでなく、なんというか、ギラギラした妙な迫力や生命力がみなぎっている。
そんな感じを出したいな~と思いつつ、彼のイラストを描きました。

作曲家 川井憲次さん

            CCF20140503RR.png

 川井憲次さんは、劇伴(映画やTVドラマなどの劇中でかかる音楽)の作曲家。

 特に、押井守監督作品の劇伴を、数多く手がけています。
 例えば『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』とか、『イノセンス』とか。(本当はもっとたくさんあるのですが、私、この2作品のテーマ曲が大好きなので、代表として。)

 さらに、中田秀夫監督とのコンビも多いです。
 あの『リング』もそうだし、昨年の『クロユリ団地』や、今月末に公開される『MONSTERZ モンスターズ』も、そう。
 他にもいろいろあって、例えば、前の記事で「後藤理沙の映画デビュー作」としてチラッと言及した『ガラスの脳』の劇伴も、川井さんによるもの。

 また、これから増えていきそうなのが、ツイ・ハークやドニー・イェンとのコンビ。
 今のところ‥‥
●ツイ・ハークが監督し、ドニー・イェンらが主演した『セブンソード』
●ドニーさん主演の『かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート』、『イップ・マン 序章』、『イップ・マン 葉問』
●ツイ・ハーク監督の『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪』(今年8月に日本公開)
 これらすべて、「音楽:川井憲次」。

 個人的には、特にドニーさん関連の映画に、今後もどんどん参加してほしいなあ。
 なぜかというと、ドニー組にはすでに谷垣健治さんがいるので、川井さんがガッチリ加われば、「ドニー組のWけんじ」が成立する!
 や、冗談ではなく、そうなったら楽しいな~凄いな~‥‥という妄想です。

 ちなみに先日、その川井さんのトーク講座に参加してきました。
 私の場合、ご本人をナマで拝見するのは初めてだったんですが。ナマ川井さんは、メディアに載ってる写真などから受けるイメージ、そのままの方でした。つまり、「長髪&金髪で、眼鏡かけて、ニコニコしてる人」。
 (この「ニコニコしてる」は、単に顔の表情のことだけでなく、人柄や雰囲気が「明るい・優しい・穏やか」、という意味でもあります。)

 なんだかんだと書いて(描いて)きましたが、私のこの記事だけだと情報が偏っているので、川井さんについてもっとちゃんと知りたい方は、彼の公式サイト「KENJI KAWAI OFFICIAL SITE」をどうぞ→http://www.kenjikawai.com/
プロフィール

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。

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