『舐める女』

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2016年  監督:城定秀夫  脚本:長濱亮祐・城定秀夫  出演:七海なな、青山真希、富沢恵、木下桂一、沢村純、麻木貴仁、森羅万象 ほか

※この映画のR18版『汗ばむ美乳妻 夫に背いた昼下がり』が、9月16日から1週間、シネロマン池袋で上映されます。
詳細はこちら(クリックするとセクシー画像も出てきます、ご注意を)。
http://cineroman.blog92.fc2.com/blog-entry-597.html


先月テアトル新宿で観た『舐める女』(R15)がとても面白かったのですが、1回しか上映されず、観逃した方も多いのでは‥と思っていたところ、R18版がシネロマンで上映されることに。
で、それに合わせて記事をアップすることにしました。


カオル(七海なな)は男性の汗の匂いで興奮する、匂いフェチの主婦。
特に夫の輝彦(木下桂一)の匂いが大好きなのだが、彼は極度の潔癖症で、超キレイ好きなので、ほとんど石鹸の匂いしかしない。
とにかく何でも清潔にして、規則正しい生活をする輝彦。

そんな彼との生活でストレスがたまったカオルは、近所のグラウンドなどで、汗をかいた男たちの衣類をこっそり盗んできて、自慰行為に耽っていた。

ある日、カオルが汚れた床をティッシュで拭いてトイレに流していると、トイレの水が逆流しはじめる。
慌てて修理業者を呼ぶと、やってきたのは、汗っかきの青年・浅野(沢村純)。
カオルは思わず、彼の汗ふきタオルをバスルームに持ち込み、自慰行為に及ぶ。
その姿を見てしまう、浅野。
2人は深い仲になり、頻繁に会うようになった。

一方、輝彦は取引先の西岡(森羅万象)の接待として、上司(麻木貴仁)に連れられSMクラブへ。
最初は嫌がっていた輝彦だが、女王様・美香(青山真希)の調教を受けるうち、だんだん快感を覚え、美香のもとへ通い詰めるようになるのだが‥‥。


というわけで、あらすじを書きましたが。
このあらすじだけだと、「ちょっと暗くてインモラルなエロ映画」をイメージする方が、いるかもしれません。

でも実際は、「明るくコミカルなエロ映画」です。
ヒロインの匂いへの執着や夫の潔癖症っぷりが、あくまでも明るく描かれているし、いろいろと細かいギャグも仕込んであって、笑えます。
ちなみに私が特に好きなギャグは、「お茶と牛乳」です(観れば分かります)。

しかもこの映画、「道徳的」とまでは言いませんが、最終的にはけっこう「いい話」になります。
いわゆるインモラルな映画、ではありません。

で、そういう感じを表現したくて、上のイラストを描いてみました。
この映画の場合、いつもの私の絵のタッチでは違和感があるな~と思い、ウームと考えていたら、パッとこういう絵が浮かんだのです。

最後に。
舞台挨拶での監督の発言によると、この映画、真冬の非常に寒い時期に、2日半で撮影したそうなのですが。
全くそういう風には見えません。
画面の中は完全に真夏で、猛暑で、誰もが自然に汗をかいている感じです。
作品自体の面白さはもちろんのこと、低予算・短期間の撮影でもきちんと季節感まで演出している、その点にも敬服します。

あと、もうひとつだけ。上映館について。
今回、成人映画館での上映なので、「観たいけど行きづらい」という方もいると思います。特に女性は。
私自身(中年の女です)、たまに成人館に行っていて、特に酷い目に合ったことは無いものの、色々あって作品に集中できない時もあるので、無理にオススメするつもりはありません。

ただ今回のシネロマン池袋の場合、「夫婦・カップル割引」というのがあって、男女ペアで同時入場すれば、年齢に関係なく2人で2000円になります。
この割引を使って、男女2人とか4人とかで行くと、ある程度は行きやすいかもしれませんね。

マンシク(と、イクチュン)

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前の記事に書いたような経緯で、しばらくは女優さんのイラストを描こうと思っていたのですが。
少し前に、某かわいい女優さんを描いてみたら、どうもうまくいかないというか、ちょっと怖い感じになってしまったので、やっぱりオッサンを描くことにしました。

そのうちまた女優さんにチャレンジするかもしれませんが、その時は、かわいい人ではなく、「怪しげな美女」とか、そっち系の人を選ぶつもりです。

で、まあ、今回は、チョン・マンシク。
この人、前からちょっと描いてみたかったのです。
劇画チックで、くっきりハッキリした豪快な顔。
(ちなみに今回のイラストは、役を演じている時の顔ではなく、比較的最近の、記者会見での顔。)

この顔を初めて見たのは、たぶん、『息もできない』(製作・監督・脚本・編集・主演=ヤン・イクチュン)。
マンシクは、主人公の兄貴分というか、主人公が働いているヤクザ事務所(?)の所長みたいな役を演じていました。
以前読んだマンシクのインタビュー記事によると、この映画がキッカケで、色んな監督からオファーが来るようになったのだとか。
イクチュンに足を向けて寝られないねー。

その後はもう大活躍、主役や準主役はまだあまり無いものの、それ以外での出演はやたらと多い。
私が観た映画でも、『生き残るための3つの取引』、『哀しき獣』、『ベテラン』、『インサイダーズ 内部者たち』などなど。
しかも、今挙げた作品群と『息もできない』、ぜんぶ面白い。
作品に恵まれている‥というか、本人の仕事の選び方がいいのかもしれませんね。

『息も‥』を観た当時の自分の感想を読み返してみると、エラソーに批判していますが、これは多分、かなり気に入ったからこそ、あえて文句を付けたんじゃないかと‥‥。今となっては、いい印象が残っている映画です。)

そして、今後のマンシクの出演作で期待しているのは、『隻眼の虎』と『阿修羅』。
『隻眼‥』は、例のチェ・ミンシクと大杉漣が共演した大虎映画(日本版の予告編はこちら)。
『阿修羅』は、まだ韓国でも公開されてないし、日本で上映されるかどうかも分からないのですが、この記事を読んだかぎりでは、面白そうだなーと(記事に載ってるポスターもいい)。

ところで、ヤン・イクチュンって、その後、監督はしてないですよね。
また映画撮ってほしいなあ。
そしてその時は再び、マンシクをキャスティングしてほしい。

余談ですが、イクチュンが主演の日本映画、今まさに東京とその近郊で撮影中(10月まで)。
どうやら大勢のエキストラが必要らしく、大募集しているようなので、興味のある方は参加してみては?
プロフィール

サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
twitter.com/saiboku_ya

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