ピンク特集・補足(なのか?)

 いつも映画について、やれ構成がどうとかキャスティングがどうとか、真面目くさって分かった風なことを書き連ねている私ですが、本当はもっとしょうもないというか、作品自体とは関係ないようなことも、常に色々と考えています。

 例えば前回の『恋味うどん』の記事で、「恋味」と「濃い味」を引っかけたセリフのやり取りを勝手に作って書きましたが、あれはそもそも私の妙な思い込みが元になっていまして。
 実は私、あの映画を実際に観るまで、「タイトルの“恋味”には“濃い味”の意味もあるはずだ」と勝手に思い込んでいたのです。それだけならまだしも、「“近年の(讃岐風)薄味うどんブームを受け入れず頑なに関東風の濃い味うどんを作っている店”が舞台なのかな~」と、妄想までしていました。
 
 なにしろ脚本の小松公典氏はダジャレ製造機みたいな方なので(←褒めている)、当然この脚本タイトルはダジャレで劇中どこかに必ず「濃い味ネタ」が出てくるはず、と決めつけていたのです。だから作品を観て、「濃い味ネタが無かった→ならば自分で作る!」となったわけで。
 しかし後でふと気づいたのですが、小松氏はエッセイ的な文章にはダジャレを駆使するものの、脚本タイトルに関しては特にそういう傾向は無いようなのです。てっきり何もかもダジャレまみれなのかと思っていました。イメージって恐ろしいですね~。あと、うどんつゆの濃さをネタにしたくなるのは、私が四国から東京に来た人間だということも関係しているかもしれません。
 
 さて次は、柳東史氏の顔について。前回の記事で「端整」と書きましたが、本当は私、彼の顔を「端整なスケコマシ顔」だと思っています。でもさすがにスケコマシは失礼だし、それにもう死語なので、書くのはやめました(今書いたけど)。
 ちなみに、岡田智宏氏の顔も「端整なスケコマシ顔」だと思っています。だから実はあの映画を観たあと、「柳氏と岡田氏でスケコマシ・ブラザーズを結成すればいいのに(もちろん役柄として)」などと妄想していました。観る前にも妄想、観た後にも妄想。まあ大体こんなもんです、私は。

 また、同じくピンク特集で『人畜(鍵穴 和服妻飼育覗き)』を観た時も、作品自体とは関係ないことが色々と頭に浮かんできました。というのも、この映画は昭和中期を舞台にした猟奇エロスもので、全編を通してレトロかつ淫靡な雰囲気が漂っているのですが、私の目から見ると、ひとつだけ異質な要素がありまして。
 それは、クレジットに表示されたメインの男優2人の名前。「杉本まこと」と「かわさきひろゆき」。なんというか、ひらがなが多いせいで、妙にキュート&ファンシーな印象が‥‥。
 
 で、そこからどんどん連想が広がりました。「杉本氏はその後“なかみつせいじ”と改名したから、つまり、ひらがな率がグーンとアップしたわけだ」とか。「そういえば“池島ゆたか”もひらがな入ってるよなあ」とか。そして結局、どうでもいいような疑問が発生。彼らはジャンルの特性上、エロエロでギトギトな役を演じる機会も多いのに、それと対照的なキュート&ファンシーネームを名乗っているのは何故?

 では最後に、どうでもよくない話を。今回の特集で久しぶりに観た、佐野和宏監督の『Don’t Let It Bring You Down』。プリントの状態が予想以上に悪く、やや愕然としました。映像だけでなく音声にも乱れが多かったです(よって記事は書きません)。いろいろ事情があるとは思いますが、今回はせっかくの一般館上映だったので、やはり残念。
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サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
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