いとこ白書(?)

 タコシェといえば、中野ブロードウェイにある本屋さん。おもに自主制作本を扱うお店ですが、映画関係の書籍やDVDも置いてあるし、近くのポレポレ東中野などで上映される映画の前売り券を扱っている場合もあるので、ここを読んでくださっている方なら、一度は行かれたことがあるんじゃないでしょうか。私自身も、タコシェはもちろん中野ブロードウェイ自体がけっこう好きなので、昔から年に何回かは行っています。
 
 さてそのタコシェの店頭に並ぶ本の中に最近、私の従妹が自主制作した冊子が加わりました。タイトルは「4コマ はにほさん」、著者は「KUM」。彼女がブログ上で描き続けている4コマ漫画を、冊子の形にまとめたものです。そのブログがこちら→http://hanihosan4koma.cocolog-nifty.com/blog/(4コマだけでなく、イラストや短めのエッセイもたくさん載っていますよ)

 私がときどき「京都に親戚がいて云々」と書いていますが、その親戚の家には私と歳の近いイトコたちがおりまして、その中の末っ子がKUMちゃんなのです。
 ちなみに私と彼女は、厳密に言うと単なる従姉妹の関係ではありません。なぜなら、お互いの母親同士が姉妹というだけでなく、父親同士にも多少の血縁関係があるので。
 こう書くと、私と彼女が似たような家庭環境で育った、という風に思われるかもしれませんが、実際はそうでもないのです。私の親と彼女の親は、職業や性格がかなり違っていて、そのため子供の教育方針も違っていました(例えば、ウチの親よりも叔父たちのほうがずっと子供の自主性を重んじていた)。あと、住んでいる地域の違いというのもありましたねえ。愛媛と京都では、京都のほうがはるかに都会だし。

 そんなわけで、血縁的には相当近いながらも育った環境は似ていない私とKUMちゃんですが、では2人ともアラフォーなどと呼ばれる年齢になった今、人として似ているかどうかというと‥‥‥意外に似ているところもある、ような。
 や、まあ、似てない点も多いですよ~。彼女のブログからもお分かりのとおり、彼女は私よりも色んな意味で、センスがいいというか洗練されているし、穏やかだし。その他いろいろ、違いはあります。
 しかしですね。けっこう似てるな~と、思うこともあって。例えば彼女の漫画やエッセイを読んでいると、物事に対する違和感の持ち方、みたいなものが自分とすごく近くて、ハッとする時があります。また、(彼女が数年前に東京の近くに引っ越してきたこともあり)ときどき会って喋ったりするのですが、会話の中で「そう、そう!」とか「それ、分かる~」などの共感の言葉が、お互いの口からわりと出てきたり。

 これ、何なんでしょう? 育った環境が違うと思っていたのに実はそれほど違ってなかった、とか? やっぱり血縁が近いから気質が似ている、とか? 自分ではよく分かりません。イトコの不思議、とでも言っておこう。

 ところで。イトコ、イトコと書いているうちに、ふと連想しました。去年の竹洞監督(小松さん脚本)のピンク映画で、『いとこ白書 うずく淫乱熱』(原題は『たぶん』)というのがあったなあ、と。
 竹洞・小松コンビというだけで私は当然観たくて、しかも従姉妹同士の関係を題材にしているらしいので尚更観たい‥‥と思ったら、なんと、3月下旬からポレポレ東中野で開催されるピンク特集で、上映されるじゃないですか! このあいだ書いた『罪 tsumi』(原題は『イサク』)も、ラインナップに入ってるし! この特集上映、公式サイトがまだ構築中ということなので、そちらが出来上がったら改めて紹介します。

※追記‥‥改めての紹介記事は、こちらです
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サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
twitter.com/saiboku_ya

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