ゾンビ現場・その3

てなわけで、「ゾンビ現場・その1」「ゾンビ現場・その2」ときて、今回がシリーズ最終回。
友松組『レイプゾンビ』撮影現場参加記録・その3。

【8/7(日)の現場】

●これまでの2回の現場参加の折に、監督と石川さんから「できたら7日にもエキストラをやってほしい」と言われ、撮影最終日のこの日も、Hさんと一緒に参加することになりました。

●いちおう午後1時に都内の某スタジオに集合、ということになってはいたのですが、6日から7日の朝にかけての御殿場ロケが、予定より遅れる可能性もあるので、出かける前に石川さんに電話で確認することに。まずは遠方に住むHさんが、早めの時間帯にお電話したところ、撮影は予定通り進んでいて変更ナシとのこと。

●しかし、それから約1時間後に私が石川さんに電話してみると、この少しの間にトラブルが発生し、撮影に遅れが出ていました。そのため集合時間は、午後4時に変更。あとで聞いた話なども合わせて書いておくと、要するに、静岡県警にロケを中止させられ、急きょ都内に移動して、予定外の場所で残りのシーンのロケをするはめになったと。

●午後4時の少し前、スタジオの最寄り駅でHさんと落ち合うも、すごい雨。電車に乗った時点では全然降ってなかったのに、短時間で豪雨(しかも雷雨)に。改めて石川さんに電話してみると、ロケ隊もさらに遅れが出たようで、集合は5時でいいとのこと。

●結局、最初の予定より4時間遅れの5時に集合。この日は、内田春菊さんを迎えての撮影。春菊さんは、作品のかなり終盤で登場する「日本初の女性総理大臣」の役。そして私たちエキストラは、「総理にあれこれ質問する女性記者たち」の役。質問するだけでなく、国外逃亡しようとする総理に追いすがる、という動きもあります。

●ただまあ動きといっても、シナリオにも「追いすがる」としか書いてないわけだし、「総理~!」とか言いながらチョチョッと走って追いかけるくらいだろう‥と思っていたら。そのカットの撮影に入るとき、若い男性スタッフが、大きなマットを持ってきました。え、マット??

●撮影現場でマットというと‥‥。演者がバタッと倒れたり、ドサッと落ちたりするときに、怪我をしないように下に敷くものですよね。なんで、「追いすがる」のにマットが要るの?? すると監督が仰いました。「はい、次は、総理が記者たちを、突き飛ばしたり投げ飛ばしたりします」。え~、そんなの聞いてないですYO! などと言える雰囲気ではなく、黙って従うことに。そして私は、突き飛ばされる役‥‥。

●最初に監督が、春菊さんの代わりに総理の役になって、アクションの振り付けをしてくださいました。まずは口頭での説明。私の場合、段取りとしては、総理につかみかかる→突き飛ばされる→お尻から落ちる→クルッと立ちあがる→総理の右腕につかみかかる→次に左腕に‥‥というもの。これをワンカットで。素人にはけっこう難しい。

●そして次に、動いてみましょーということになり、まず私が監督につかみかかって突き飛ばされたわけですが、このとき私の落ち方が悪く、後頭部を床に打ちつけてしまいました。イデデデデ! しかし周囲の誰も心配していないし~、立ちあがろうとすると、普通にサッと立ちあがれるし~。結局、何事もなかったかのように(実際なかったわけですが)、撮影は続き、無事終了。

●内田春菊さんは、気さくで優しい方でした。監督にとっては、マンガの‥というか、ものづくりのお師匠さんに当たるわけですが、春菊さん、撮影現場ではあくまでも「いち出演者」という感じで、常に控えめな態度で監督に接してらっしゃいました。

●というわけで、ダラダラ続いた『レイプゾンビ』現場体験記、これにて終了。とにかくこの現場に関しては、「エキストラを2回やって、2回とも筋肉痛になった」というのが一番の思い出かも。西新宿で走りまくった時は、太ももの筋肉がすごく痛くなって、しばらくは歩きづらかったし、それがやっと治ったと思ったら、今度はスタジオでのプチ乱闘シーンで、体のあちこちが痛くなったし。(私にしては)体張ったぞ! ということです。

●最後に。シナリオは西新宿でいただいて、わりとすぐに読みました。面白いです。作品の完成が楽しみ。なおこの作品、製作会社名などから察するに、ピンク映画ではないようです。「ピンクじゃないけど成人指定(あるいはR-15)」といったところでしょうか。

※いろいろあったらしい御殿場ロケに関しては、前の記事に登場した「金沢在住のDさん」が、ご自身のブログで、4回に分けて詳しく書いてらっしゃいます。なぜか私と同じく本日完結(打ち合わせしたわけじゃないですよ~)→http://ameblo.jp/dyodiary/entry-10988048402.html

追記:監督ブログの現場報告ラスト記事、アメブロの検閲に引っかかったらしく削除されていたのですが、その後、監督が改訂版をアップしてくださいました→http://ameblo.jp/n-tomomatu/entry-10998526444.html
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サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
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