『さらば愛しき大地』

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1982年  監督・脚本:柳町光男  出演:根津甚八、秋吉久美子、矢吹二朗、山口美也子、奥村公延、佐々木すみ江、蟹江敬三 ほか
※9月2日にDVDが再発売される予定→http://www.dig-mov.com/


この映画のDVD、廃版になっていたのが、9月のはじめに再発売されるとのこと。
そして根津甚八さん。すでに引退されていますが、9月末公開の『GONIN サーガ』でスクリーンに復帰。1作限りの復帰だそうですが、やはり嬉しい。

というわけで、『さらば愛しき大地』。

茨城の田舎町に住み、ダンプの運転手として働く幸雄。
ある日、彼の2人の息子が、沼で溺死してしまう。
もともと粗暴だった幸雄はさらに荒れ、両親や妻のいる家を捨て、別の女性と暮らしはじめる。
新しい家庭での幸福を夢見る幸雄だったが、不況による仕事の減少など悩みは尽きず、覚醒剤を常用するようになり‥‥。

今から33年前の映画なのですが、古い感じはしません。
もちろん、登場人物たちの歌う歌や服装・髪型などは古いのですが、芯の部分は、今に通じる要素が多いのではないかと。

実際、(これは既に色んな方が指摘しているとは思いますが)、この映画と、比較的最近に作られた『サウダーヂ』(2011)は、共鳴し合っているような気がします。

東京に近い地方の田舎町、肉体労働者たち、不況による仕事の減少、家族との不和‥‥。
共通点が色々あります。他にも、町の酒場で東南アジアから来た女性たちが働いていることなど。
そして、主人公が最後に取った行動も。

ただし、主人公が刃物を向ける相手が、かなり違う。
この違いが時代の違いなのかな、と思ったり。

『さらば愛しき大地』と『サウダーヂ』、どこかで一緒に上映してください。(これまた既に実現しているのかもしれませんが)。
プロフィール

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。

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