いろいろあります

今月の特集上映などで、私が注目しているものを簡単に紹介しておきます。

●「はじまりの時 12監督厳選 劇場デビュー作特集」
 シネマアートン下北沢にて、11月3日から11月30日まで。内容はタイトルの通りです。そして12監督とは、谷口千吉・今村昌平・西村昭五郎・吉田喜重・森崎東・村川透・大林宣彦・小栗康平・三村晴彦・山本政志・松岡錠司・冨樫森。
 私が特に観たいと思っているのは、今村昌平監督の『盗まれた欲情』と西村昭五郎監督の『競輪上人行状記』。西村監督は『団地妻・昼下がりの情事』などロマンポルノの監督として有名ですが、それ以前に、このデビュー作をはじめとする一般映画をたくさん撮っていました。ちなみに『競輪‥』の脚本には今村昌平が参加しています。

●「『国道20号線』公開記念特別企画 日本映画独立愚連隊特集!」
 アップリンクXにて、11月10日から11月22日まで。ここでいう「独立愚連隊」とは、柳町光男・松井良彦・矢崎仁司・井土紀州・七里圭・佐々木誠・前田弘二・富田克也。彼らは皆、個人あるいは少数のメンバーで制作・配給などを行う独立映画作家としてスタートした監督たちです。今回は、富田克也監督の新作『国道20号線』の公開を記念して、彼らの旧作を特集上映。
 私が特に観たいのは、松井良彦監督が『追悼のざわめき』以前に撮った『錆びた缶空』。『追悼‥』と同じく、佐野和宏が主演です。ちなみに『国道20号線』は、地方都市を舞台に借金づけの生活を送る若者たちが転落してゆく姿を描いた作品だそうです。「地方都市の荒廃」「格差社会」という点で、井土紀州監督の『ラザロ─LAZARUS─』と通じる部分があるのでしょうか。今回、『ラザロ』3部作の中の1本『朝日のあたる家』も上映されます。

●「スポーツする映画たち」
 シネマヴェーラ渋谷にて、11月3日から11月23日まで。柔道・野球・相撲・空手など、スポーツを題材にした映画を特集。最初にラインナップを見たとき「なんで『直撃地獄拳 大逆転』が入ってんの?」と思ったんですが、たぶん「空手映画」ってことなんでしょうね。かなり前に観たのでハッキリとは覚えてないのですが、千葉真一演じる主人公が甲賀忍者の末裔で、忍法のほかに空手も使っていたような記憶があります。珍妙な映画なので、「とにかく変なものを観たい」という方にはおススメ。私は『はみ出しスクール水着』を観に行こうと思っています。滝田洋二郎監督&高木功(脚本)のコンビ作なので。

●『鬼の花宴』
 銀座シネパトス他にて、11月3日からレイトロードショー。団鬼六原作のSM映画。製作・配給が新東宝で35mmのR-18作品ということは、「ピンク映画の新作を一般劇場で公開する」ということなのでしょうか? いずれにせよ、(こればっかり書いてますが)佐野和宏が重要な役で出演しているようなので、ちょっと興味を持っています。
プロフィール

サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
twitter.com/saiboku_ya

最新記事
カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
RSSフィード
リンク