改めて、佐野和宏とは。

 このブログには何度も「佐野和宏」という名前が登場するわけですが、読んでくださっている方の中には、「そもそも佐野和宏ってどんな人?」と思っている方もいるでしょう(実際、そういう質問をされたこともあります)。というわけで、改めて彼について説明しておきます。
 
 まず、彼自身のことを説明する前に、彼の主な活動の場であるピンク映画とは何ぞや、ということから始めましょうか。これについては、中途半端なピンク観客である私よりも、筋金入りの方の解説のほうが的確だと思うので、こちらのリンク先をどうぞ。下から3番目の記事です→
http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/columns.html#pinkeiga(かなり前に書かれた文章ですが、今でも状況はあまり変わっていないようです。ただ特集上映はユーロスペースよりも、ポレポレ東中野で開催されることが多くなったような気がします。)
 
 私がピンク映画を観るようになったのは、15年くらい前。ちょうどその頃から、一般の映画館などでピンクの特集上映がよく行われるようになってきました。
 この種の特集上映で私が最初に行ったのは、たしかアテネ・フランセ文化センターで開催されたピンク四天王特集でした。ピンク四天王とは、佐藤寿保・瀬々敬久・サトウ トシキ・佐野和宏の4監督(佐野氏は俳優だけでなく監督や脚本家もやっているのですよ~)。彼らの監督した作品は良くも悪くも作家性が強いので、エロを求める観客や映画館主から嫌われ、皮肉や揶揄として「四天王」と呼ばれたのが始まりだそうですが、しだいにこの呼び名は肯定的な意味も持つようになったようです。

 そのアテネ・フランセの特集で私は、佐藤・瀬々・サトウの3監督の作品を鑑賞しました。佐野監督のときはうっかり時間を間違えてしまい、観ることができなかったのです。
 するとしばらくして、今は無き亀有名画座で佐野氏の特集があり、彼の監督&主演作品を一挙に何本も観る機会に恵まれました(亀有名画座は成人映画館でしたが、雰囲気的にも企画の面でも、一般の名画座に近いものがありました)。この時ですね、彼に注目するようになったのは。
 
 私が俳優としての彼を好きな理由は以前書きましたが、さらに付け加えておくと。手がいいんですよ。手の形が美しいうえに、表情がある。手で芝居ができる人だと思います。あと監督としても‥‥これはまた別の機会に、個々の作品について書くことにします。
 ちなみに彼のプロフィールに関しては、こちらのリンク先をどうぞ。http://www.hmv.co.jp/news/article/802240012(これを書いた方も佐野氏のことが好きなようですね)。このサイトには松井良彦監督のロング・インタビューも載っていて、松井監督が彼をキャスティングし続けている理由が明かされています。佐野氏のお茶目な(邪悪な?)素顔についてもコメントあり。

 最後に、こんなことを書くと「ハア?」と思われるかもしれませんが。私は佐野氏の熱狂的なファンではありません。もともと私は、俳優であれ監督であれ、誰かを熱狂的に支持するということが無い人間ですし。それに100本以上あるという彼の出演作の、まだ一部しか観ていないので、ファンを名乗る資格すらないような気もします。 
 ただ、彼のことをとてもいい俳優さんだと思うので、宣伝したいだけなんですよ。や、まあ、私ごときが宣伝したからといって、どうなるわけでもないんですけど。もっと色んな監督の映画に出てほしいし、ご自身の監督作もまた撮っていただきたいので。
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サイボク

Author:サイボク
60年代後半生まれの♀。
東京在住。
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